「アフターダーク」読了

週末に読み終えた。

最初は 退屈に思えて 軽く失望しながら読み進めていたら
そのうちに どんどん面白くなって引き込まれたんだけれども…。

読み終えた直後の率直な感想は、…う〜ん。こんな終わり方 あり?である。
意図的になんでしょうけれど なんだか消化不良を起こしてしまいました。
メインディッシュを頂いている時に 相手が席を立ってしまったみたいな
取り残された感じ。 コーヒーまで ゆっくり味わいたかったよ、ワタシは(笑)

読者は ちょっと離れた静かな所から 物語を見下ろしているような視点を
与えられていて それは 面白い試みだと思いますが。

村上春樹の小説には 音楽がたくさん出てくるが知らない曲が多くて
今回は 特に、もっと曲を知っていたらと思った。
その場面 場面で 頭の中で鳴らせたら もっと小説を深く味わえるのにと。
村上春樹の本に出てくる音楽を寄せ集めたCDが出たら売れるかも…?
昔のだったり、レコード会社が違ったりで 現実的ではないだろうけど。

映画「ある愛の詩」も 高橋とマリの会話の中に出てきたが
高橋が 途中までしか見なかったと わざと ラストを違うように書いてあって
「ある愛の詩」が最も好きな映画の1つであるワタシには それが引っかかって イライラした。
なんで途中まで ライアン・オニールのことも フランシス・レイの音楽のことも
丁寧に書いてるのに、最後 ハッピーエンドにしちゃうんだろうって。
(最後まで読んでいるうちに そんなのは どうでもよくなったけど)

読み終えて一晩たって 不思議な感覚に陥っている。
うまく飲み込めなかったというのもあるけれど
たぶん、近いうちに読み返すことになるだろう。
今度は 眠り続ける 浅井エリのほうに 重点をおいて。
再読したら また違う読み方が できそうな気がする。

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Posted 2004年9月14日 23時36分14秒 in Book Revue, Sweetpea Diary by sweetpea Comments (2)

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