新明解国語辞典
三省堂の『新明解国語辞典』第六版なるものが 我が家にやってきた。
ワタシは 知らなかったんですけど これ、ちょっと面白い辞書として有名だったんですね。
赤瀬川原平の『新解さんの謎』とかいう本もあるそうで。
第六版は 普通になりつつあるようですけど 辞書は みんな同じようなものと
思っていたので 新鮮な驚きがありました。
で、いろいろ引いて楽しんでいたんです。
「恋愛」についての説明も 熱く語られていて かなり笑うんですが(ここでは割愛します)
「たらばがに」・・・
〔タラの漁場でとれたということから〕北洋でとれる、カニによく似た節足動物。大形で肉がおいしく、缶詰にする。〔タラバガニ科〕数えかた 一匹
え?「カニによく似た」って カニじゃないことも 驚いたけれど
それなら いったい何なの?とワタシは思いました。
で ほかの辞書(小学館 ポケットプログレッシブ国語辞典)を引いたら
「タラバガニ科の甲殻類。身体は大形でカニに似るが、ヤドカリの一種。肉は食用」と
ありました。
これってポケット辞典のほうが 分かりやすいと思うのは私だけ?(笑)
タラバガニが カニじゃないと知って衝撃だったので エントリーにしてみました。
(…もしかして 常識?)
でも、いろんなとこで主観的な記述が面白く 分かりやすいような分かりにくいような
不思議なこの辞書、暇を見つけては引いてみようと思います。