星を継ぐもの (文庫)
久しぶりに、純(?)SFを読破。実は既にシリーズを読破中です。
そのシリーズとは、ジェイムズ・P・ホーガン(James Patrick Hogan、1941年6月27日、イギリス、ロンドン生まれ)の、「巨人たちの星シリーズ」。
この「巨人たちの星シリーズ」は、本作『星を継ぐもの』(ほしをつぐもの, 原題 Inherit the Stars)から始まり、続編には「ガニメデの優しい巨人」、「巨人たちの星」、「内なる宇宙」へと続く。
1977年に上梓されたホーガンのデビュー作である本書は、日本国内で1981年第12回星雲賞海外長編賞受賞作品となっている。
また、同シリーズの第5作として「Mission to Minerva」があるが、日本語版は未発行。
あらすじ
月面で真紅の宇宙服を着た人間の遺骸が発見された。この人物は何者なのか?数少ない所持品を元にあらゆる学問を通じて分析が始まる。年代測定では5万年前に生きていたとの結果が出る。だが生物学的な分析からはヒトであることが確認された。
所持品の中の手帳と思われるものに記された記号の解読は困難を極める。記号が文字ならば内容は何を示しているのか。
数々の仮説が立てられ、仮説に基づき謎が少しずつ解き明かされては新たな謎が生まれる。
この人物は一体どこから来たのか、この人物はどこに行こうとしていたのか?何故、ここに居るのか?
さらに木星の衛星ガニメデでの新たな発見と深まる謎。人類はどこから来たのかを解明していくハードSF。
ジェイムズ・P・ホーガンを世に知らしめた代表作。
東京創元社 (1980/05)
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面白かったが最後がトンデモ
クライマックスはご褒美です。
世界1のSF作家、J・P・ホーガンの
もっとも著名な「星を継ぐもの」
東京創元社 (1981/07)
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心温まるコンタクト
ガニメアンと地球人の秘密とは。
「星を継ぐもの」よりもライブ感がある。 名作の続編も名作だった!
東京創元社 (1983/01)
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前半と後半で少し内容が変わってくる。
もうひとつのスターウォーズ!
壮大な歴史の輪が閉じる
東京創元社 (1997/09)
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「マトリックス」の先がけ
僕は“星雲賞”を信じない。
東京創元社 (1997/09)
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世界でただ一つの本物の異世界ファンタジー
ホーガンらしい「電脳系世界」の作品
3部作で終わっていれば。。。
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