幽霊たち

我々は我々の真の居場所にはいない。
我々は偽りの場にいる。
人間としての本来的な弱さゆえ、我々は檻を夢想し、自分をその中に閉じ込める。
したがって我々は同時に二つの檻の中にいるのであり、そこから抜け出すのも二重に難しい。

幽霊たち (新潮文庫)
幽霊たち (新潮文庫)
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ポール・オースター (Paul Auster) 柴田 元幸
新潮社 (1995/03)
売り上げランキング: 10443
おすすめ度の平均: 4.0

4 透き通る存在
4 色彩
3 製本については疑問、でも作品は素晴らしい。

本書はブルーと言う名の探偵の物語。
しかし、書中では何か事件が起きそうで起きない。
ある日受けた仕事で監視業務を始めるが、しかしそれは「人生」という深淵への入り口であったのかもしれない。

アナタは「人生」を深く考察したことがあるでしょうか?
そんなアナタには必読の一冊です。

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Posted 2007年11月11日 18時23分02秒 in Book Revue by junichi_y Comments (0)

星を継ぐもの (文庫)

久しぶりに、純(?)SFを読破。実は既にシリーズを読破中です。
そのシリーズとは、ジェイムズ・P・ホーガン(James Patrick Hogan、1941年6月27日、イギリス、ロンドン生まれ)の、「巨人たちの星シリーズ」。
この「巨人たちの星シリーズ」は、本作『星を継ぐもの』(ほしをつぐもの, 原題 Inherit the Stars)から始まり、続編には「ガニメデの優しい巨人」、「巨人たちの星」、「内なる宇宙」へと続く。
1977年に上梓されたホーガンのデビュー作である本書は、日本国内で1981年第12回星雲賞海外長編賞受賞作品となっている。
また、同シリーズの第5作として「Mission to Minerva」があるが、日本語版は未発行。

あらすじ
月面で真紅の宇宙服を着た人間の遺骸が発見された。この人物は何者なのか?

数少ない所持品を元にあらゆる学問を通じて分析が始まる。年代測定では5万年前に生きていたとの結果が出る。だが生物学的な分析からはヒトであることが確認された。
所持品の中の手帳と思われるものに記された記号の解読は困難を極める。記号が文字ならば内容は何を示しているのか。
数々の仮説が立てられ、仮説に基づき謎が少しずつ解き明かされては新たな謎が生まれる。
この人物は一体どこから来たのか、この人物はどこに行こうとしていたのか?何故、ここに居るのか?
さらに木星の衛星ガニメデでの新たな発見と深まる謎。

人類はどこから来たのかを解明していくハードSF。
ジェイムズ・P・ホーガンを世に知らしめた代表作。

 

星を継ぐもの
星を継ぐもの
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ジェイムズ・P・ホーガン 池 央耿
東京創元社 (1980/05)
売り上げランキング: 5294
おすすめ度の平均: 5.0

4 面白かったが最後がトンデモ
5 クライマックスはご褒美です。
5 世界1のSF作家、J・P・ホーガンの
もっとも著名な「星を継ぐもの」

 

ガニメデの優しい巨人
ガニメデの優しい巨人
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ジェイムズ・P・ホーガン 池 央耿
東京創元社 (1981/07)
売り上げランキング: 20049
おすすめ度の平均: 4.5

5 心温まるコンタクト
4 ガニメアンと地球人の秘密とは。
「星を継ぐもの」よりもライブ感がある。
5 名作の続編も名作だった!

 

巨人たちの星
巨人たちの星
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ジェイムズ・P・ホーガン 池 央耿
東京創元社 (1983/01)
売り上げランキング: 30635
おすすめ度の平均: 4.5

4 前半と後半で少し内容が変わってくる。
5 もうひとつのスターウォーズ!
4 壮大な歴史の輪が閉じる

 

内なる宇宙〈上〉
内なる宇宙〈上〉
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ジェイムズ・P. ホーガン James P. Hogan 池 央耿
東京創元社 (1997/09)
売り上げランキング: 121177
おすすめ度の平均: 4.0

4 「マトリックス」の先がけ
4 僕は“星雲賞”を信じない。

 

内なる宇宙〈下〉
内なる宇宙〈下〉
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ジェイムズ・P. ホーガン James P. Hogan 池 央耿
東京創元社 (1997/09)
売り上げランキング: 121171
おすすめ度の平均: 3.5

5 世界でただ一つの本物の異世界ファンタジー
4 ホーガンらしい「電脳系世界」の作品
2 3部作で終わっていれば。。。

 

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Posted 2007年4月15日 20時28分14秒 in Book Revue by junichi_y Comments (0)

ウソ読みで引ける難読語辞典

突然ですが、
『灰汁』という文字を読めますか?

『はいじる』と読んでしまった方、
読めなかった方、
『あく』と読めた方ももちろん、
漢字の読みをド忘れすることが多々あるかと思います。

そんなときに強い見方の辞典が発売されました。
なんと、
『間違った読み方』でも言葉が調べられるすばらしい辞典です。

新しくもなんとも無い視点なんですが、
なぜ今まで無かったんだろう?

Book Revue
Posted 2006年9月21日 14時35分30秒 in Book Revue by junichi_y Comments (2)

日本沈没

1973年、今から33年前に小松左京によって書かれた、超有名なSF大作。
おそらく、大枠のストーリーは説明するまでもなく、皆さんがご存知でしょう。

まぁ、それではエントリーにもなりませんので、読了記念にさわりだけのご紹介。

地殻変動によって2年足らずで日本列島が沈むという事態を前に、国民を海外へと脱出させるべく奮闘する組織、個人、そして全世界を精密に描ききったシミュレーション小説。
「海洋SF」であり、「日本と諸国のポリティカルSF」であり、「パニックSF」である。

また小松左京氏は、阪神淡路大震災時にも、「大丈夫なはずの高速道路も傾くどころか完全に横倒しになってしまったわけで、SFより現実の方がはるかに上回ったわけです」と解説しています。
しかし、30年以上前にこの小説が書かれていること自体に先見の明をみました。

Book Revue
Posted 2006年6月24日 18時16分30秒 in Book Revue by junichi_y Comments (0)

Op.ローズダスト

待望の「福井晴敏」最新刊「Op.ローズダスト」3月15日発売!

出版社 / 著者からの内容紹介
二〇〇六年秋、“ネット財閥”アクトグループの役員を狙った連続テロが起こる。実行犯は入江一功をリーダーとする「ローズダスト」を名乗る五人グループ。警視庁の並河警部補は防衛庁情報本部の丹原朋希と捜査にあたるうちに、朋希と一功の間の深い因縁を知る。かつて二人は防衛庁の非公開組織「ダイス」に所属し、従事していた対北朝鮮工作が失敗、二人が思いを寄せていた少女が死んだ。朋希を除く生き残った工作員たちはテロリストとなり、アクトグループ役員となった元上官に復讐しようとしているのだと……。
互いを理解しながら憎しみあう二人の若者と彼らを取り巻く人間たちの群像劇を通して、壮大なスケールで描くサスペンス・アクション。

Op.�ーズダスト(上)
Op.ローズダスト(上)

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福井 晴敏
文藝春秋 (2006/03/14)
Amazon.co.jp で詳細を見る
Op.�ーズダスト(下)
Op.ローズダスト(下)

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福井 晴敏
文藝春秋 (2006/03/14)
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Posted 2006年3月12日 15時08分55秒 in Book Revue by junichi_y Comments (1)

メガネ男子萌え?

今、巷で流行の『メガネ男子』。
主に彼等を好きなのは彼女達だと思われるのですが、
彼女達は「メガネ」が好きなわけではなく、
「メガネをかけた男前」が好きな訳ですよね。
決して『眼鏡男』ではない訳ですよ。

ということは、今は昔のダッサイ黒縁眼鏡ではダメですよね?
それ以前にブサイクはもっとダメということでしょ?
ははぁん。
ダテメガネの男子も多くなってきていると見た!

え?
『メガネ男子』に成りたいのか?

成れるものならねぇ。(笑)

Book Revue
Posted 2006年2月18日 19時57分30秒 in Book Revue by junichi_y Comments (0)

フランス土産のMac誌

SVM Mac

フランスへ旅行に行ってた昔の上司から、あちらのMac誌をおみやげに頂きました。
雑誌の名前は「SVM Mac」2006年2月号です。
有名な雑誌なんでしょうか?わかりませんが、内容はMacWorld2006での「intel Core Duo」iMacMacBookProの紹介です。
紙面はとてもシックな淡い色合いで、シンプルモダンです。

海外へ旅行に行く事はほとんど無いですが、外国のMac誌を買ってくるのも、貰うのも大好きです。(笑)
どなた様でも、お土産お待ちしております。

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Posted 2006年2月3日 15時14分40秒 in Book Revue, Mac&OtherComputers by junichi_y Comments (0)

ステルス

最新のステルス戦闘機に乗る3人の精鋭パイロット。
チームに突然4人目の仲間が加わることになる。

ところが“エディ”と呼ばれる人工知能搭載無人ステルス機だった。
そしてエディは突然暴走し始める…

監督 ロブ・コーエン
出演 ジョシュ・ルーカス、ジェシカ・ビール、ジェイミー・フォックス

本のストーリー展開はわりとしっかりしたものだったのですが、
映画のストーリーは…。

いずれにしてもアメリカ軍はやりたい放題か!というような映画の内容ですので、この映画は映像と音響を楽しみましょう。(笑)
どこまでが実写でどこからがVFXかというのが全くわからないほどよく出来ています。
画像を見つめていると酔います。
それほどのスピード感で戦闘シーンなどが表現されています。

何も考えずに見ると、戦闘機のドッグファイトなど、非常に爽快感があります。

ステルス
ステルス
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バール ベアラー Burl Barer
W.D. Richter W.D. リクター
峯村 利哉
竹書房 (2005/09)
おすすめ度の平均: 4

4 近未来SF『トップガン』

ステルス デラックス・コレクターズ・エディション
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (2006/01/25)
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Posted 2006年2月2日 18時32分30秒 in Book Revue, Movie Revue by junichi_y Comments (2)

久々!

私専用のPCが壊れてからとゆ〜ものの、ブログもご無沙汰しておりましたが、
ようやく新しいのが我が家にやってきたので(今度のは、ダンナと共有)
これから、どんどん?書いていきたいと思いますわよ。←ホンマか?
サクサク動くって、きもちいい〜♪

え〜何を書いていいのやら。近況は・・・結婚式に出席したり、飲みが続いたり、バタバタと。
↓に100の質問があったけど、ありきたりですが 専ら 「読書の秋」ってとこかなぁ。
乱読してます。
何冊か面白かったものを挙げておくと・・・

俵万智 「愛する源氏物語」 秋になると なぜか 源氏関係の本が読みたくなるワタシ。
これは源氏物語に出てくる和歌を俵万智さんが現代語訳の短歌にしていて面白い。

タカノテルコ 「お先真っ白!」 中身はあんまりないので図書館で借りて読むのがいいかも。
我が家のリビングで読んでいて笑い転げた。電車で読まなくてよかったよ。
読み終わった後、元気になる。

山本文緒「プラナリア
現代社会のありそ〜な話を うまく、すくっていている。山本文緒は、結構好き。

で、今読んでいるのが
「現代医療の限界と生命エネルギーの可能性」
とりあえず、冷たいものをとるのはやめよう・・・。

上記、読書記録とはまったく関係ないですが・・・。

今朝は、ほんと〜は5時起きして、山登りにいくはずだった。(ダンナの提案)
朝 隣のダンナに声を掛けても反応なし・・・。
起こす事3回試みたけど、いっこうに起きる気配がなく、時間は過ぎてゆき・・・
いつもの日曜日の朝に。

で、ワタクシ 体を動かしたい気分だったので、バレエレッスンを受けに行ってきましたよ♪
今日は あくまで臨時。

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Posted 2005年10月2日 17時35分52秒 in Book Revue, Sweetpea Diary by sweetpea Comments (4)

パワープレイ

当BlogでAuthorの1人であるTakakoが、

もっと、うまく怒れるよぉにならなくては

ということでしたので、「うまく怒れる」基本はまず「対人関係をスムーズに行うこと」からですので、本を一冊ご紹介致します。

パワープレイ
パワープレイ
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内藤 誼人
ソフトバンクパブリッシング (2005/06/04)
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『パワープレイ』とは、人間関係における心理戦を制するための実践的な戦略を指し、歴代のアメリカ大統領も大衆の人心掌握や外交を進める上で活用してきたという心理的テクニックのこと。
この交渉術の心理マニュアルとも言える「パワープレイ」の特長は、簡単なテクニックで相手に対して優位に立つ方法をレクチャーしている点。

書の中には『「食事」に誘って心を開かせる』という項が有り、「パワーランチ」という単語が出てきます。
この「パワーランチ」という言葉、先日、米国ライス国務長官が訪日した際にもニュース等で聞かれましたが、「忙しいから昼飯を食べながら話し合いを進める」のではなく、「食事を共にすることは友好関係の現われで、さらに、人は満腹中枢を刺激されることで寛大になりやすく多少の無理も聞き入れてしまう」事から、政治のシーンに良く出てくる言葉なのです。

もっと身近には『相手の「空間」を支配する』という項で、いかに相手の空間を侵害し、無言のプレッシャーを与えるかについて述べられています。
書の説明ではこうです。「強い立場になるには場をより大きく占有しろ。例えば交渉のテーブルでは、机の上に自分の書類を広げて自分の空間にしてしまえ」と。

ただし、中には根拠が示されているにもかかわらず、「?」な点もあります。
「古今東西肌を見せるのは立場の弱いヤツである。古代の王族は裕福で地位も有り厚着をしている。奴隷は薄着だ、人間は肌を見せると弱気になるからビジネスマンは半袖シャツを着てはいけない。」
「同じ姿勢をする相手には協力的になるものだから、交渉相手が腕を組んだらこちらも腕を組め。」

この本の中のノウハウというのは、これだけで通用するというものではないと思うのですが、あながち嘘でもないと思います。もちろん知らないより知っている方が良いことばかりです。(一部の内容を除いては。)
また、対人交渉において、非言語なコミュニケーションが与える影響というものはかなり大きいものだということは誰しもが知っていることであるということからも、読むべしと言える一冊です。

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Posted 2005年7月31日 18時51分49秒 in Book Revue by junichi_y Comments (3)

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